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[ 1]生涯スポーツとしてのトライアスロン(1) [13]ピンチをチャンスに
[ 2]生涯スポーツとしてのトライアスロン(2) [14]スイムもナンバで
[ 3]ナンバ歩き [15]トライアスリートの菜食主義
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[ 7]みなさん、国体に参加しましょう [19]100歳でも現役のコツ
[ 8]今年の宮古島、そして淡路大会 [20]生活に役立てるトライアスロン
[ 9]自転車通勤の極意 [21]高齢者のトライアスロン
[10]トライアスロンを人生の黄金期に活かす [22]トライアスリートは求道家なのか
[11]田山さんワールドカップ優勝とYao Logic [23]科学的に解明される魂とは
[12]転機を迎えて
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[21]高齢者のトライアスロン


今年も嬉しいニュースがありました。昨年の 19回で紹介した83歳の伊賀正美さん今年のひわさうみがめトライアスロン大会の記録を見ると4時間14分13秒で完走され、昨年の記録を2分短縮されていてご健在で嬉しいです。さらに昨年は千葉・八千代市の稲田弘さん(80)と千葉市美浜区の清水哲夫さん(76)が「アイアンマン世界選手権」に挑戦されたとのことだ。

お二人は稲毛インターナショナルトライアスロンクラブで練習しているというからびっくりです。ネット上で探すとお二人の逞しい写真が見れます。千葉の稲田さんはハワイ・アイアンマンを完走し、さらに15時間38分25秒の年代別での記録更新で優勝との情報が入ってきました。

60過ぎてから水泳を始め、69歳で競技用の自転車を購入して70歳でトライアスロンに初挑戦し完走。2009年,76歳でアイアンマンの大会に初出場も、最後のランで制限時間を超え、ここで悔しさが芽生えたというからすごい。そして今回はタイのアイアンマンで完走し、ハワイ出場の資格を得ての参加。稲田さんが70歳からトライアスロンを始められたという事に一般の人も勇気を貰える話ですね。そして80歳でアイアンマンを15時間38分25秒完走されたという事は、ご自身の体力を維持するだけではなく、さらに持久力をグレードアップされたという事ですから、人間は気力さえあれば高齢になっても若い頃以上の体力をつけられるという事を証明されたことになります。

もう一人の清水さん(76歳)は二十数年前からトライアスロンを始められ、これまでの10年間、サロマ湖ウルトラマラソン(100キロ)にほぼ毎年参加されているとのこと。昨年12月のオーストラリアのレースで上位に進出し、ハワイへの切符を手に入れられたとのこと。一般的に高齢になると引退される人が多い中、さらに厳しいフルのトライアスロンにこの年齢で挑戦されるのですから、無理をしないでやって来られて気力と体力を維持とされているのでしょうね。

このように挑戦する意欲さえあれば70才を過ぎてからでも出来るという範を示してくれる人が多い事は嬉しいことですので、今後も記録を更新していただきたいですね。一番怖いのはケガや故障ですが、きっとその点も自己管理を上手にされているのでしょう。現在トライアスロンから遠ざかっていて、いずれ又挑戦したいと思っている個高齢の方々にとっても大変刺激的なニュースです。正に極意を得られているのだと思いますが、お会いしてお話を聞いてみたい方々ですね。

2003年より「生涯スポーツとしてトライアスロン」を書き始めて11年目となり、その問題意識で長生きの人を見ていて分ることは、やはり仕事や生きがいのある趣味を続けるのが一番のようです。トライアスロンはその「補助的」なものであり、生きる意欲や問題意識を高く維持するために続ければと思います。トライアスロンを生甲斐にすると、ケガや病気で挫折して止めてしまい、生きる目的を失っては意味がありません。

兵庫県トライアスロン協会は25年目にして、過去最高の6大会を開催できるようになりましたが、どの大会も私たちが70歳になった時に出場したいと思える素晴らしい大会ばかりです。しかし、これらの6大会を継続していくためには多くのボランティアやサポーターの支援がいりますし、現在では、協会の古参役員が6大会に出場したいと思っても出来ないのが現状です。サポーターは多いほど助かりますので、是非この機会に6つの大会のどれかにサポーターとしてご参加し競技のお手伝い頂ければと切にお願いするところです。
(2013.1月)

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