調査方法と阪神地区


 震度7の揺れをどう感じたか、その揺れでどうなったかなどをアンケート形 式で、書いてもらいました。電話も使いました。
 地震が早朝だったことで、延焼はありましたが、出火は押えられたと思いま す。実際に、火を使っている時あのような揺れに遇うと、消すのは不可能と思っ ていましたが、この記録では3人が消しています。
 また真冬のこの時刻は、まだ多くの人が就寝中だったことで、厚い布団に保 護された面も大きかったと思いますが、寝室の家具や位置は問題だったようで、 その項目を設けました。ところが、これは重要であっても、プライベートな事柄 で、このことが記録の依頼を限ってしまいました。それでも依頼された人がさら に知人へと広げて下さったことで、東は尼崎市から西は神戸市西区までの79人 分集まりました。アンケートに使われている言葉は記録者のものをできる限り写 し取りました。

 記録者は地域ごとにAさん、Bさん、Cさん、・・と表し、およその被災場 所を同じA、B、Cで示しています。

 神戸市東灘区で被災され、西区の仮設で生活しているFさんは電話で聞き取 った項目をアンケートに仕立て、ご主人のワープロの協力で、件数を増やしてく れました。
F−1、F−2、F−3、・・・となっています。
F−2、F−3は長田区、F−5は須磨区です。
F−4は東灘区のIの近く、残りはFさんの近所です。

A−T、B−T、C−T、など −T表示の記録は須磨区のB−Tさんのご協 力によるものです。

東灘区のJは同一マンションで、4階の同一フロア6件と、J−4−6の上階 5、6、7階各1件の記録です。
(J−階−位置)の順で表しています。J−3はJの3階で1件。


アンケートの様式



様式1


電話もこの様式で聞きました。文章で届いたものは内容をそれぞれ項目に割り 振りました。項目の番号を消したものもあります。


震災時の記録

住所
年令
建物の種類
築後年数
補修費用


様式2


 Fさんから送られたアンケートです。
 文字を囲んだ丸や二重丸は、文字の前に丸や二重丸を付けました。

1 地震発生時の状態。
      イ、すでに起床していた   ロ、地震で目を覚ました
2 どんな揺れ方をしたか? 感じた状況。
      イ、下から突き上げる    ロ、前後     ハ、左右
3 揺れていた際にどんな行動をしたか?
4 揺れがおさまった後どのような状況でしたか。
5 誰かに助けて、もらったか。
6 地震後どんな事に注意しているか。
7 家具等がどんな配置で倒れたか。
      東西・  南北
8 家具、ピアノ等はどのような方向に動いたか。
9 被災地
10 建物の構造は。
      イ、木造     ロ、鉄骨      ハ、鉄筋コンクリート

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